竹中平蔵さん基調講演
2013年3月20日(水・祝)(両国国技館)
インターネット証券4社「資産倍増プロジェクト」共同イベント
「ネットで投信フォーラムin Tokyo」
写真: http://net-toushin.jp/articles/-/106 より
竹中平蔵さん「これからの経済・景気の見通し」
「日本経済を鳥の目(俯瞰して)で見ましょう!」
ダボス会議に参加しての感想は以下の3点。
・雰囲気が明るかった。
・アベノミクスへの国際評価は極めて高かった。
・日中の領土問題(尖閣)への関心の高さ。
アベノミクス3本の矢は同時に実行してこそ意味がある。
1,インフレターゲットを示した金融政策はいい。黒田さんや岩田さんは期待感がある。
2,起動的な財政政策が必要。一時的には財政拡大により基礎的財政支出が増。中長期的財政政策が必要である。6月に大まかな予測を示すだろう。
3,成長戦略。今議論中。
成長し強くなるためには、競争すること。制約や規制を取っ払う必要がある。
「日本の景色を変えましょう!!」
規制の少なさでは世界で47番目にも関わらずこれだけの経済がある。規制をなくしたらどうなる?
特に東京の景色を変える必要がある。
・農業への株式会社の参入ができない。
・ニューヨークマーケットが閉じた途端に東京マーケットが開く。2時間進めてみてはどうか?
・雇用助成金は失業の塩漬けをしているだけ。
・企業の新陳代謝が必要。開業率が低い。廃業率が低いため、ゾンビ企業が生き残っている。
・経済界からの反対が強いが、安倍さんなら変えられる!!
「やるべきことをやれば日本の将来は明るい!!」
3.11の教訓として、日本は世界に誇るべき社会システム(ソーシャルキャピタル)持っていることが証明された。
安倍内閣は、改革前面に出したが尻つぼみだった小渕内閣になるか、小泉内閣になるか?今は小泉内閣における起承転結の起承の段階。夏から転になる。
「3.11を思い出にしてはいけない!!」
伊藤元重さん「日本経済再生への道」
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